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RSウイルス感染症

子どもの「RSウイルス感染症(細気管支炎)」

保護者の皆様、特に小さな子どもがいるご家庭では、「RSウイルス感染症」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。
特に乳幼児がかかると、咳や鼻水だけでなく、ゼーゼーと苦しそうな呼吸になったり、入院が必要になったりすることもあり、心配になる病気です。
当院では、RSウイルス感染症の診断や治療を行っています。

子どもの「RSウイルス感染症」って、どんな症状?

RSウイルス感染症は、RSウイルスというウイルスが原因で起こる呼吸器の感染症です。
特に乳幼児に多く見られ、重症化すると「細気管支炎」や「肺炎」を起こすことがあります。

  • せき、鼻水、熱:かぜに似た症状から始まります。
  • ゼーゼー・ヒューヒューした呼吸:特徴的な症状で、呼吸するときに喘鳴(ぜんめい)と呼ばれる音が聞こえることがあります。
  • 赤ちゃんは呼吸が苦しくなることがある:月齢の低い赤ちゃんは、呼吸困難に陥り、ミルクが飲めなくなる、顔色が悪いなどの症状が出ることがあります。

「RSウイルス感染症」はどうやってわかるの?

子どもがRSウイルス感染症の症状を呈して受診された場合、当院では医師が聴診器で肺の音を聞き、ゼーゼーという呼吸音の有無や程度を確認します。
症状や年齢等を考慮し、総合的に判断いたします。

早く診断したい方へ(最新PCR検査機器:SpotFire導入予定  )

当院では発症したその日に診断をしたいという方へ、最新のPCR検査装置であるSpotFireを導入予定です。
検査時間は15分程度です。
PCRなので少しのRSウイルスでも増幅して検出可能です。
検査費用は自己負担が3割の方は5000円程度、2割の方は3000円程度、1割の方は1500円程度です。

また東京都在住の方で義務教育就学児医療費の助成(マル子)をお持ちの乳児から中学生、高校生等医療費の助成(マル青)をお持ちの18歳までの方はご負担なく検査をすることができます。

スポットファイア

「RSウイルス感染症」はどうやって治すの?

RSウイルス感染症に対する特効薬はありません。
そのため、当院では子どもの症状をやわらげる対症療法を行いながら、子ども自身の「体の力」で病気が自然に治るのを待ちます。

  • 対症療法:咳や鼻水に対する薬、解熱剤など、子どものつらい症状を軽減するための処置を行います。
  • 重い場合は入院が必要になることも:特に乳児や基礎疾患を持つ子どもは、呼吸状態が悪化し、酸素吸入や点滴などの治療が必要となり、入院するケースもあります。
  • ご家庭では、安静にすること、こまめに水分を摂らせること、鼻水を吸引して呼吸を楽にしてあげることなどが大切です。

どんな時に病院に行った方がいいの?受診の目安

以下のような症状が見られた場合は、すぐに当院にご相談ください。

  • ゼーゼーがひどい :呼吸の際にヒューヒュー、ゼーゼーという音が強く聞こえる場合。
  • 顔色が青っぽい :特に唇の周りが青っぽくなっている場合は、酸素が足りていない可能性があります。
  • 息がはやい :普段よりも呼吸が速い、苦しそうにしている場合。
  • 水分がとれない :ミルクや水分が十分に摂れず、脱水症状が心配される場合。
  • ぐったりしている:元気がない、呼びかけへの反応が鈍いなど、全身状態が悪いと感じる場合。

RSウイルス感染症、特に気をつけたいこと

RSウイルスは感染力が強く、特に乳児は重症化しやすい特徴があります。

  • 赤ちゃんへの感染注意:きょうだいや家族が感染した場合、赤ちゃんにうつさないよう特に注意が必要です。
  • 手洗い・マスクの徹底:手洗いをこまめに行い、咳やくしゃみが出る場合はマスクを着用して、感染拡大を防ぎましょう。
  • タオルの共用を避ける:家族間でのタオルや食器の共用は避けましょう。
  • 早期受診:小さな子どもの場合、症状が急激に悪化することがあるため、少しでも気になる症状があれば早めに受診することが大切です。

清澄白河地域にお住まいの皆様が、子どもと健やかに過ごせるよう、当院は子どもの健康を全力でサポートいたします。

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ご心配な症状がある場合は、まずはお気軽にご連絡ください。

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