フルミスト®(FluMist®) 経鼻インフルエンザワクチンにつきまして
フルミスト®(FluMist®) 経鼻インフルエンザワクチンの予約を開始します。
本数が限られているため、お電話もしくは対面予約でのみ、承ります。
問診票はここからもダウンロードできます。フルミスト予診票
特徴
- 日本初となる、鼻の中に吹き付けるタイプのインフルエンザワクチンです
- 針は使いません。 鼻の中も痛みはありません。
- 2歳~19歳未満の方が対象です。
- ほとんどの方で1シーズン1回分で完了です。
- 効果は皮下注射より高いといわれており、また、約1年続くとされています。
- 2023-24シーズンはインフルエンザの流行が非常に長期でした。受験生など、長期間しっかりと予防効果が欲しい方などもお勧めです。
- 注射が苦手なお子様も、ぜひご検討ください。
対象年齢
2歳0か月~19歳未満
接種料金と接種回数
1回 8,000円(税込) ※江東区の助成は本年度はありません。
シーズンで1回接種のみ
フルミスト接種ができない方
- 2歳未満と19歳以上の方
- 5歳未満で繰り返す喘鳴の既往があり、現在も喘息症状がある方
- ゼラチン含有製剤又はゼラチン含有の食品に対して、重度のアレルギーやアナフィラキシーの既往のある方
- 卵白やその他のワクチン成分に対して、重度のアレルギー、アナフィラキシーの既往がある方
- アスピリン服用中の方
- 免疫が著しく低下している方、または免疫力が著しく低下している人と同居している
- 重度の鼻詰まりや鼻炎がある方
- 4週間以内に「生ワクチン」を接種している方
- 明らかな熱(37.5度以上)がある方
フルミスト接種による副作用・副反応
1、10%以上 鼻閉・鼻漏(59%)、咳嗽、咽頭痛、頭痛
2、1~10%未満 食欲低下、下痢、腹痛、発熱、筋肉痛
3、1%未満 発疹、鼻出血、胃腸炎、中耳炎
フルミスト接種後の注意
本剤接種後4週間以内はインフルエンザワクチンウイルスが残存している可能性があり、インフルエンザ迅速抗原検査等で陽性を示すことがあります。
その他の特徴
- 経鼻弱毒生インフルエンザワクチンであるフルミストが2024年度より日本でも認可されました。2003年にアメリカ食品医薬品衛生局(FDA)に認可され、2011年からはヨーロッパでも認可されており、効果や安全性についての実績は示されております。特に小児において発症や重症化の予防効果が高いとされております。
- インフルエンザウイルスは主に気道粘膜に感染します。鼻腔に直接免疫をつけるフルミストは、注射のワクチンにより体内で作られるIgG抗体だけでなく、気道分泌型IgA抗体も誘導するため、予防効果が高いと考えられます。
- また生きたウイルスで免疫を作るため、流行しているインフルエンザと株が違っても発症を抑制または軽症化させる作用があります。
- 複数回インフルエンザに罹っている方は効果が低くなるため、日本では19歳以上は適応がありません。
こちらのPDFもぜひご参照ください
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院内にもありますので、お声がけください。
※ご質問がある方はお電話もしくは受診時にお尋ねください。